「紅白歌合戦」は、女性歌手を紅組、男性歌手を白組とし、歌や演奏を披露して勝敗を決める音楽番組です。かつて源氏は白旗を、平家は赤旗を用いていたことから対抗試合において赤白で分ける組分けが日本には定着しており、それにならい「紅白歌合戦」と名付けられました。「紅白歌合戦」の前身は1945年の大みそかにラジオで放送された「紅白音楽試合」。音楽番組で勝敗を競うという斬新なアイデアが好評で、「紅白歌合戦」の誕生につながったと言われています。「紅白歌合戦」の誕生は1951年。当時は1月3日に正月のラジオ番組として始まりました。第1回の出場者は紅組、白組それぞれ7人ずつで、放送時間は1時間。第1回は「長崎の鐘」