このところ、電気自動車(EV)の充電インフラサービスに新規参入する企業間の競争が激しさを増している。直近では、オンライン・エンターテインメントなど多様な事業を行うDMM.comが12月12日に記者会見を開き、「NACSとCHAdeMOの両規格に対応するダブルコネクタ急速充電器」を使ったサービスについて説明した。NACSなどの充電インフラ規格については本稿後半で補足するが、簡単に指摘しておくとNACSは「テスラ(米国)方式」、CHAdeMOは「日本方式」だ。 DMM.comによれば、ダブルコネクターの日本導入を明らかにしている企業はほかにもいるが、実機を公開したのはDMM.comが日本初という。
DMM.comが充電インフラ、「テスラ方式」「CHAdeMO」にダブル対応する理由
「充電インフラバブル」でサービス乱立の懸念、使いにくいままではEVは普及しない
2023.12.19(火)
桃田 健史
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供