2020年に翻訳出版され日本でも話題となった『LIFESPAN 老いなき世界』(東洋経済新報社)。この世界的なベストセラーの中で、著者である米ハーバード大学大学院のデビッド・A・シンクレア教授は、「老化は治療できる病だ」と主張した。シンクレア教授は20年以上、老化の原因探求と若返りに関する研究に取り組み、研究成果を生かすためのベンチャーも起業している。 そのデビッド教授のラボで2013年から研究員を務めた慶應義塾大学特任講師の早野元詞氏は「今ではFDA(アメリカ食品医薬品局)も老化を疾患として捉え、NIH(アメリカ国立衛生研究所)はその基盤の理解と治療薬の開発を始めています。2023年の改定で
人の寿命は250年に!解明進む老化の正体、あと20年で「若返り」も夢ではない
「Scienc-ome」が照らす未来(1)老化研究、慶大・早野元詞氏
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