まずは運航の質低下についてだが、コスト削減意識が過剰となっているためか、航空機の搭載燃料が少なすぎることによるトラブルを引き起こしている。 7月12日、羽田空港から函館空港に向ったJAL585便が、目的地の視界不良で2度着陸をトライした後に代替空港である新千歳空港へ目的地を変更した。その際、着陸前に管制官に残っている燃料がわずかだとして「緊急事態」を宣言した。 幸い、無事着陸はできたが、この宣言が出された場合、管制官は当該機を優先着陸させる。他の航空機は上空に待機することとなり、消防車も出動する。 当該フライトの経緯を調べたところ、函館空港の天候不良が事前に分っていたのに搭載した燃料が少なすぎ
JALに「空飛ぶクルマ」が必要なのか?利用者のためにも本業重視の経営を
多角経営に傾斜しすぎれば「いつか来た道」をたどりかねない
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