テクノロジーの進化により、いまやあらゆる場所にカメラが設置され、犯罪捜査に役立てられている。 2020年2月の報道によれば、日本国内で防犯カメラが撮影した画像が容疑者特定のきっかけとなった事件は、2019年の時点で既に全体の10.2%だったそうである。それから3年以上が経過している現在では、防犯カメラの設置台数も増えており、この割合も上昇しているだろう。 中でも、近年導入が進んでいるのが車載カメラ、いわゆるドラレコ(ドライブレコーダー)だ。 JEITA(電子情報技術産業協会)の調べによれば、2021年度のドラレコ国内出荷実績は約538万台、2020年度の約460万台を大幅に上回った。それに伴い