BEVは値段は高いが走るコストは普通のクルマより安い──というのがこれまでのイメージだった。自宅で充電するのであれば、電気料金が上がった今でもおおむねその通りであるが、出先での充電についてはその構図が突如崩れた。 今年3月末、日本最大の充電ネットワークの元締めである電力業界主導のイーモビリティパワー(以下eMP)社が急速充電、普通充電の双方について大幅値上げすると発表したのだ。 エネルギー高騰を値上げの理由としているが、上げ幅はそれだけでは説明がつかないくらい大きい。eMP社は充電スポットを設置している事業者に提携料という名目でお金を支払っているが、エンドユーザーへの値上げと同時にその提携料の
軽BEVの走行コストは安いのか、押し寄せる「充電大幅値上げ」の影響
時間あたりの充電電力量が少ない軽BEVの走行コストを徹底検証する【後編】
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