富山市には、本格的なオペラが上演できる2200席のコンサートホールがあります。その中にあるカフェはこれまでペイするのが難しく、経営者が次々と変わってきました。ですが、現在経営している方はうまく続けていただいています。 それはなぜか。 大きな要因の一つが、お客さんの来方が変わったということです。公共交通の利便性を高めた結果、お客さんもそれを使ってくるようになりました。 すると、開演前からビールを飲む。幕間には赤ワインを求めて列ができる。そして終わってからは、周辺の店も含めて「さっきの彼らはカッコよかったね」なんて飲みなおす。JR時代は終電が21時20分でしたが、今は23時半過ぎです。 質の高い暮
廃止に向かうローカル線を黒字転換、“ドン・キホーテ”と言われた市長の発想
岐路に立つ地方鉄道、JRが手放した富山港線の再生を手掛けた前トップに聞く
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