新年を迎えて心機一転、今年こそ理想の自分に近づきたいと奮い立っている人も少なくないだろう。人生の目標が見つからない人は「憧れの人」を頭に描いて、その人に近づけるように努力してみるとよいかもしれない。文壇史に名を刻んだ文豪たちもそうだった。多くの文豪が、心の中で目標とする「憧れの人」の背中を追って、文壇デビューを果たしている。文豪はどんな文豪を愛したのか――。文豪同士の「愛」にフォーカスした『文豪が愛した文豪』(彩図社)を著した真山知幸氏に解説してもらった。(JBpress編集部) 圧倒的な存在感に思わず縮こまってしまう・・・。憧れの人を目の前にすると、誰もがそんな状況に陥ってもおかしくはない。