量子力学の誕生からおよそ100年。今日、半導体をはじめ、LED、レジの精算用スキャナーなど、我々の日常生活を支える様々な技術やツールに応用されている。しかし、その本質はいまだ謎に満ちている。第二次大戦を背景に物理学はいかに変わったのか。「実在とは何か - 量子力学に残された究極の問い」を上梓した、サイエンスライターのアダム・ベッカー氏に話を聞いた。