日本工業大学は、総合的な学びと専門力、社会への実装力を武器に、「実工学教育」で育まれた幅広い人材を輩出する。 平成30年度には基幹工学部・先進工学部・建築学部に学部学科の改編を行い、「社会を支える技術者」を育成してきた日本工業大学だが、「社会への実装力」はコロナ時代にも変革を生んでいる。 情報系カリキュラム『データサイエンス・プログラム』の立ち上げも変革の一つだ。「今は膨大なデータが勝手に集まってくる時代。データの取り扱いをはじめとして、データサイエンスを学ぶ社会的要請は今、非常に高くなっています」 プログラムの立ち上げを率いる先進工学部長・教務部長の辻村泰寛教授は言う。「今後、工学系の学