何らかのきっかけで不登校になる子どもは少なくない。そうなると親も不安だが、何より当人が大きな不安を抱えている。「自分は将来、親以外の赤の他人と関係を築き、社会生活を営むことができるのか」という不安だ。それを取り除いてあげられるのは、利害関係のない「赤の他人」だ。