小惑星探査機はやぶさ2は、2月21日13時15分、リュウグウの高度20kmから降下を開始した。初めての着陸、しかも相手は3億km以上離れた場所にある、凸凹だらけの牙をむくリュウグウ。チームは、状況が分からない状態で無理に着陸するよりも、安全性を重視した。チェックポイントを満たさなければ次に進まず、即座にアボート(緊急上昇)する仕組みになっているのだ。