開学当初より、実社会で役立つものづくりを実践する「実工学」を支える人材を輩出してきた日本工業大学。変化する社会に適応する人材を育成するため、平成30年度には学部学科の改編を行い、基幹工学部、先進工学部、建築学部の3学部6学科2コース体制で新たなスタートを切った。同時に、「学び続ける技術者」を育成するために、初年度の学生に提供する工学基礎教育のプログラムを改革する。こうした新しい体制で何が変わったか、成田健一学長に話を聞いた。まず、学部学科改編によって、ロボティクスや応用化学など「高校生の進路の希望に合う窓口が広がり、受験生にとって見えやすくなった」と話す成田学長。さらに、導入から半年が経つ工学基