日本にとっての島嶼防衛は、尖閣防衛だけではなく、日本列島全体をも含んだ多数の有人島嶼の防衛をも意味していることを忘れてはならない。そして、「取らせてから取り返す」方針は、上記のように米海兵隊が指摘するまでもなく、有人島嶼の防衛策としては下策であることは明らかである。