7回目を迎えた「全日本 学生フォーミュラ大会」は2009年9月9~12日、静岡県の小笠山総合運動公園(エコパ)で開催された。参加63チーム(以下、撮影はすべて筆者)
「デザイン」審査。実車の細部まで確認しつつ、何を考え、どう設計したか、を口頭試問。審査員は本物のレーシングマシンを自ら設計した人、自動車メーカーの開発・設計部門などの実務経験者
「コスト」審査。実際に製造することを前提にしたコスト試算も、あらかじめ計算書を提出。車両を前にして審査が行われる。提出されたリポートのファイルは分厚い
「プレゼンテーション」審査。企業の首脳に対して、「アマチュアモータースポーツ」のための製品とサービスを提供するベンチャービジネスを提案する、という想定。シナリオの内容とプレゼンテーションの巧拙が評価される
エコパの広い駐車場を使った「ダイナミックイベント」。学生たちの手で造ったクルマ、学生自身のドライビングで、かなり激しい運動、タイヤと車両の限界を試すような走行が行われる