多様化・複雑化する社会の中、専門的な知識だけでは力不足。
取り組んでいる理工学系の研究を社会に還元し、イノベーションを巻き起こしていくためには、分野を超えた学問や人材との連携が欠かせないからだ。
そういった意味では、総合大学に設置されている理工系学部は、先進的なサイエンスを深化する文理融合の取り組みを進める上で理想的な環境にあるといえる。
今回の特集では、そのような大学の中から都心に理工系学部を設置し、その地的利点を人材育成や学問領域改革に活かしている総合大学2校を紹介する。