ヘルスケア業界を取り巻く市場環境は、今までにないスピードと規模で大きく変わろうとしている。ヘルスケアにおける情報流通構造は、SNS、スマホアプリやウェアラブル端末の飛躍的な発達により、患者と医師や患者と企業が直接結びついていく構造に変化し始めている。IT化にともなう新たな付加価値の創出により、これまでにないITとヘルスケアのクロスオーバー的ビジネスチャンスが出現しつつある。それが患者中心(Patient-centered)のヘルスケアだ。患者中心のヘルスケア時代に生まれる新たなビジネスチャンスとその行く末について、IMSコンサルティング・グループ シニアプリンシパルの前田琢磨さんに話を聞いた。
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前田 琢磨 氏
1992年慶應義塾大学理工学部物理学科卒業。同年横河電機入社、エンジニアとしてサウジアラビア、シンガポール、中国などの石油石化プラントの立ち上げに携わる。
1998年カーネギーメロン大学産業経営大学院(MBA)修了。
1998年アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社で経営戦略、技術戦略、知財戦略に関するトップ・マネジメント・コンサルティング・サービスを提供。
2012年アイ・エム・エス・ジャパン株式会社入社。現在、グローバルで展開するIMS Consulting Groupにおいて日本での同部門担当のシニアプリンシパル。著書に『葡萄酒の戦略』(東洋経済新報社)、訳書にクリス・フロイド著『経営と技術』(英治出版)がある。
 
アイ・エム・エス・ジャパン株式会社 広報部
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