欧米で先行実施された報道陣向け試乗会で、各メディアが絶賛した韓国・現代自動車(ヒョンデ)「IONIQ 5 N」を日本国内のサーキットで走行させる機会を得た。 ヒョンデは2022年、12年ぶりに日本市場に再上陸した。日本向けは電気自動車(EV)と燃料電池車(FCEV)に限定し、注文はすべてオンラインのみという斬新なビジネスモデルに、ユーザーはもとより自動車業界から注目が集まっていた。 ヒョンデは国内販売台数を自社では公表していないが、日本自動車輸入組合(JAIA)の輸入車新規登録台数によると2023年4月から2024年3月の1年間に585台だった。これは、輸入車台数最上位のメルセデス・ベンツのわ