2024年2月14日午後、台湾の離島である金門島周辺の海域で、中国の漁船が転覆し、乗っていた2人が死亡した。 台湾メディアによると、海巡署(海上保安庁に相当)の巡視艇が海上パトロールを行っていたところ、台湾が設定する「制限水域」や「禁止水域」を中国船が越え、金門島の東側の小島・北碇付近を徘徊しているとの通報を受け、急行した。 中国船が依然として付近で操業しているのを発見し、乗船検査の作業規定に従い、中国船の方に向かうと、中国船は検査を回避しようと蛇行航行を開始した。 1分ほど追跡した後、中国船は急に右方向に旋回し、船尾から巡視艇の右側前方に衝突し、遠心力による反動で転覆したという。 中国船に乗