2024年2月19日、都内で日・ウクライナ経済復興推進会議が開催された。ウクライナからはシュミハリ首相が来日し、会議のスピーチで、ある一人の日本人を紹介した。「…希望の光が見えています。希望の光を与えているのは人です。ウクライナで伝説的な英雄になった日本人のボランティア、フミノリ・ツチコがハルキウで無料のカフェを開いて、戦争中毎日のようにロシアの砲撃を受けている市民に『微笑んで欲しい』とおっしゃって無料で食事を提供しています。奇跡だらけのハルキウでこの言葉に特別な意味があります。これが人情と不屈の精神を表している言葉です…」 スピーチで紹介されたのは、土子文則さん(75歳)、2023年8月23