前回の記事(「ヘイト本は絶対に売らない」、小屋から始めた独立系書店オーナーのこだわり)で紹介した関口竜平(30)が千葉市に独立系書店「lighthouse幕張支店」を開業した2021年、名古屋市にも1軒の独立系書店が誕生している。 TOUTEN BOOKSTORE(以下、TOUTEN)。オーナーは古賀詩穂子(32)。近くにはファミリー層向けの大型マンションもある住宅地の、古い2階建の長屋の一角にあり、2階はギャラリー兼カフェになっている。 古賀が名古屋市に本屋を開いたのは、「本屋は街に必要な存在だ」と強く思っているからだ。開店にあたって挑戦したクラウドファンディングには、「ふらっと立ち寄ること
大手取次を辞めて始めた街の本屋、「小さな経済」を回す喜びが心を開放した
連載「だれが本を生かすのか」第6回 書店TOUTEN BOOKSTOREを営む古賀詩穂子の喜び
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