年末に向けて東京地検特捜部の動きが大きくなっています。12月19日朝には安倍派、続いて二階派の事務所に家宅捜索が入りました。 少し前まで、各派閥に所属する議員の政治資金収支報告書への未記載は、検察からのリークに主導される形で「些少な額でも立件可能ならば幅広にやる」と風呂敷が広がっていましたが、途中から「未記載を指示した大物議員の立件も状況によっては難しい」とトーンダウンし始めており、興味深いところです。 自民党議員の側も高まるべき危機感がさほど高まらず、まあ何とかなるだろう的な温かい雰囲気に包まれているのはどうなのと思わないでもありません。国民はそういう姿勢や態度にブチ切れているからこそ、政党