テロを厳しく批判することと、その根本的な原因の解決に取り組むこととの間に矛盾はない。 ハマスの獣のような残酷さがさらにひどくなったという指摘と、ベンヤミン・ネタニヤフ首相率いるイスラエルはハマスに代わる非暴力的なパレスチナ人勢力を兵糧攻めにしてきたという指摘は、どちらも正しい。 米国のジョー・バイデン大統領は10日、1つ目の指摘について怒りの感情をあらわにした。 2つ目の指摘については、公の場では認めていない。 バイデン氏がネタニヤフ氏に対し、パレスチナ人をひとまとめに罰するやり方には強く反対すると明言してくれることを世界は期待しなければならないが、当然そうなると決めてかかることはできない。