台湾の有力紙「聯合報」が7月、どこからか漏洩した政府の秘密会合の議事録だとされる文書に基づく記事を掲載した。 記事によると、台湾の国防省が運営する研究所で生物兵器を製造してほしいとの要請が米国からあったという。 台湾と米国の当局者はこれを否定した。 漏洩したとされる議事録は、台湾の政府文書で通常使われる文体で書かれていなかったことが明らかになった。 問題の文書は、中国本土で使われるが、台湾では使われない公式文書風のフレーズに満ちていた。 恐らくこれは中国の偽情報だと台湾当局者は述べている。 しかし、この話は台湾のテレビ番組やインフルエンサーに広がり、瞬く間に突拍子もない話に発展した。 米国が中
台湾で偽情報を氾濫させる中国、「台湾にとって最大の脅威は米国」
生物兵器の製造から血液サンプルの収集まで真っ赤な嘘を流布
2023.10.2(月)
The Economist
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