2022年2月以降、ロシアによるウクライナ侵攻は続き、1年半以上経った今も終結の目途は立たない。 9月にニューヨークで開催された国連総会にはウクライナのゼレンスキー大統領が出席。一般討論演説において「侵略者を打ち負かすための団結した行動」が必要であると訴えるなど、情勢はいまだ混迷を極めている。 UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)によると、ウクライナ国外に逃れ難民となっている人の数は、2023年9月時点で620万人に上る。現代で最多とされてきた2011年以降のシリア難民に匹敵する数だ。 欧州を中心にウクライナ避難民を受け入れているが、日本でもその数は2000人を超えた。 日本政府は難民(避難