2022年は安倍元首相の銃撃事件が日本政治に大きな影響を及ぼした。事件直後に投開票を迎えた参院選は弔い合戦の様相を呈し、自民党は改選過半数を獲得、岸田政権の勝利と位置づけられた。 しかし、銃撃事件を機に旧統一教会を巡る問題が政治テーマとなり、その後の内閣支持率は低下傾向を辿る。安倍政権や菅政権の頃と異なり、不祥事が発覚した閣僚や問題発言をした閣僚の交代に手間取ったことも、支持率低下に拍車をかけた。 昨年12月23日に投稿した記事「岸田首相と経済政策の行方を左右する真夏の参院選で起きうること」では、岸田政権は参院選を乗り切れば「黄金の3年」を迎え、長期政権が視野に入ると指摘したが、早くも退陣が囁
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