20年前なら空港を舞台にしたくだらない恐怖映画のプロット(筋)だったかもしれないことが、最近では日常になってしまっている。米国では、東海岸で使われる石油のほぼ半分を供給するパイプラインが、サイバー犯罪集団によって5月7日から5日間にわたって止められた。所有者のコロニアル・パイプライン・カンパニーのもとには、再稼働させたければ430万ドルの身代金を払えという要求が届いた。