3月18日から米アラスカで行われた米中高官協議では米中が激しい火花を散らした。楊潔篪中国共産党中央政治局委員(中央外事活動委員会弁公室主任)と王毅国務委員兼外交部長(外相)は、協議の冒頭発言で、アメリカ側のアントニー・ブリンケン国務長官とジェイク・サリバン大統領安保担当補佐官に、強烈な非難を浴びせた。この「戦狼(せんろう)外交」(狼のように吠える外交)の模様は、日本でも繰り返し映像が流れ、多くの日本人を唖然とさせた。
米国、中国を強烈批判するも致命的な「間の悪さ」
東アジア「深層取材ノート」(第80回)
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