北朝鮮の金正恩労働党委員長の立場から現状を見たとしよう。米朝協議は進展しない、国連制裁解除の糸口もない、そしてロシアのウラジーミル・プーチン大統領との直接会談では、相応の待遇を受けず、要求したことも何も実行してもらえそうにない・・・。焦りと孤立を感じたのだろう。米国を再び交渉に引きずり出すことを狙って、短距離弾道ミサイルを発射した。