日本ではビールを冷たくして飲むのが一般的。だが、万国共通というわけではない。ヨーロッパで古くから醸造されてきた「エールビール」は、上面発酵(発酵後の酵母が浮かび上がり、表面に層がつくられる)により常温で短時間発酵させる。複雑な味わいや香りが特徴で、あまり冷やさず15~20度くらいで飲む。その方が味や香りがひきたつ。