日本政府は、少なくとも本稿で記述した程度の「北朝鮮による『銀河3号』打ち上げに伴う脅威の度合い」を国民に分かりやすい形で周知徹底させるとともに、「政府の責任において迎撃態勢が不可欠との判断に至った」事情も国民に説明し、その上で自衛隊に“弾道ミサイル迎撃態勢”を下命する政治的責任がある。