あんこづくりの創意工夫には、日本の風土や日本人の技術も大いに関わっている。豆については、十勝産は中国産より芳香成分が豊富で、不快臭成分が少ないというデータも先述の研究で示されている。山や川や森がもたらす清らかな水の資源もある。そして、消費者の高い味覚の水準に応えようとする、職人的な製法技術も培われてきた。
おいしさの決め手は「小豆、水、技」
「あんこ」の歩んできた道(後篇)
2012.3.30(金)
漆原 次郎
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