スマートな資産運用とは?リスクを抑え安定的なリターンを狙う3つの戦略

時間を味方につける長期投資も、リターンを安定させるコツ

 長期投資も、数十年先の明るい未来に向けた資産形成を支える大切なポイントだ。日本国債・先進国国債・日本株式・先進国株式に25%ずつ分散投資した場合のシミュレーションを見てみよう。このグラフは、それぞれ3・5・10年間継続して投資したときの年率リターンを示したものである。

4資産に分散投資した場合の年率リターン

4資産に分散投資した場合の年率リターン

出所:Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成。期間:1989年~2015年(年次)
※上記はシミュレーションであり、将来の運用成果をお約束するものではありません。※上記は指数を用いたシミュレーションであり、ファンドの運用実績ではありません。※リバランスは年毎で行ったものとして仮定しています。※日本国債、日本株式以外の外貨建て資産については三菱UFJ国際投信が円換算しています。
※クリックで拡大

 3年間継続して投資した場合では5回、5年間継続して投資した場合では4回、リターンがマイナスとなっている。特に2008年のリーマンショックに端を発する金融危機前後では、大きくマイナスとなっていることが分かる。一方、10年間継続して投資した場合は全てプラスのリターンが得られた。

「時間を味方につけてじっくり長く続けることで、安定したリターンが期待できます。」

 早く始めれば、早く始めた分だけ運用期間が長くなる。リタイアまでに時間のある現役世代こそ、長期投資の実践がポイントになる。

<上記グラフで使用している指数について>
日本国債:シティ日本国債インデックス、先進国国債:シティ世界国債インデックス(米ドル建て)、日本株式:東証株価指数(税引き前配当込み)、先進国株式:MSCI ワールド インデックス(米ドル建て、税引き前配当込み)
※東証株価指数(TOPIX)とは、東京証券取引所第一部に上場する内国普通株式全銘柄を対象として算出した指数で、わが国の株式市場全体の値動きを表す代表的な株価指数です。同指数に関する知的財産権その他一切の権利は東京証券取引所に帰属します。※MSCI ワールド インデックスとは、MSCI Inc.が開発した株価指数で、世界の先進国で構成されています。同指数に対する著作権およびその他知的財産権はすべてMSCI Inc.に帰属します。

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<基準価額の変動要因>
基準価額は、株式・リート市場の相場変動による組入株式・リートの価格変動、金利変動による組入公社債の価格変動、需給や為替、金利の変化等によるコモディティの価格変動、為替相場の変動等により上下します。また、組入有価証券の発行者の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の影響を受けます。したがって、投資信託は預貯金と異なり、投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元金を割り込むことがあります。運用により生じた損益はすべて投資者のみなさまに帰属します。主な変動要因は、価格変動リスク、為替変動リスク、信用リスク、流動性リスク、カントリーリスクです。上記は主なリスクであり、これらに限定されるものではありません。くわしくは投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。

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