「米国に来る観光客は、もう誰も安全ではない」「ここには来ないで!」 これは今月初め、これから米国への観光を計画している人たちに向けて発せられた、あるドイツ人と米国人のカップルによる警告である。複数の報道によれば20代半ばのドイツ人男性は1月下旬、婚約者である米国人女性の暮らすラスベガスを観光ビザで訪れた。 独外務省のサイトによると、ドイツ国籍の人はビザ免除プログラムにより、渡航者に義務付けられる電子認証(ESTA)を所有していれば、観光などの目的で90日以下の滞在が可能である。男性はESTAを有していたという。 女性の飼い犬が病気になり、メキシコで治療を受ける方が早く処置されるため、2人は2月中