冒頭、大西さんはリクルートの社員はどう育つか、とお尋ねになりましたが、一番大きなイベントはリクルート事件ですよ。 それまで会社は急成長をしていて、江副さんは政府の委員会のメンバーなんかをやって有名になりつつあった。僕らは銀座で飲んでも、その場でお金を払ったことは一度もない。全部ツケ。信用があったんですよ。 その信用が一夜にして暴落するわけです。 それまで「リクルートで通信事業をやっている藤原です」と言っていましたが、事件の後はリクルートの「リ」がついただけで叩かれる。すると「藤原と言います。御社の通信費用を半分にできます」と順番が変わる。 大企業で働いている人たち、例えば三菱や三井住友など財閥
「95歳まで授業をやります」リクルート伝説の営業マンが「教育改革実践家」になった理由
【『起業の天才!』大西康之の元リク列伝④】藤原和博さん(教育改革実践家)【後編】
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供