半導体受託製造で世界最大手である台湾のTSMC(台湾積体電路製造)が、熊本・菊陽町に新設した工場で昨年末に量産を開始した。TSMCの協力企業で、半導体製造の後工程である封止・検査で世界最大手のASE(日月光投資控股)も、北九州市内に工場を建設することを内定している。 台湾の半導体関連企業はさらに北部九州への進出を目論んでいるとの情報もあるが、大きな課題の一つが日本国内での労働力の確保だ。TSMCがある熊本県内では人材の争奪戦が起こっていると言われる。北部九州では福岡市は人口増加が続くものの、総じて少子高齢化が進み、働き盛りの人材を獲得しづらい状況にある。 こうした中、九州共立大学(北九州市)が
福岡県の人口最少市、豊前市が台湾に抱きつくワケ…TSMC効果、北部九州の人材争奪戦は少子高齢化対策のチャンス
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