二院制のドイツでは、上院(連邦参議院)は各州政府の代表によって構成されており、国民の選挙で選ばれた議会ではありません。「総選挙」とは下院の連邦議会選挙のことです。 任期は4年、有権者は18歳以上。小選挙区と比例代表を組み合わせた小選挙区比例代表併用制を採用、有権者は1人2票を持っており、1票は小選挙区の候補、もう1票は比例代表で政党に投票します。前回2021年の総選挙までは選挙結果によって総議席数が変わるシステムでしたが、2023年の選挙制度改革で定数は630に固定されました。 今回の総選挙は、ドイツとしては20年ぶりの議会解散による選挙でした。 ドイツでは、社会民主党(SPD)、緑の党、自由
どうなるドイツ?極右AfDが躍進した総選挙で何が起きたか、保守vsリベラルから既成政党vsポピュリズムへ
【やさしく解説】ドイツ総選挙
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