私はNTTデータ経営研究所と日本能率協会と共同で、「紙の手帳にペンで予定を記入するのと、タブレットにタッチペン(紙とペンと同サイズ)、スマホと指のフリックで記入するのでは、どれがより記憶や脳活動を高めるか」という研究*1を2021年に報告しました。 18〜29歳を3つのグループ(各16人)に分け「2月13日(火)10:30からドイツ語の授業、20日(火)までにレポートの提出」「2月19日(月)10時に図書館で参考書受け取り」「2月23日(金)までに統計学レポートの締め切り」などの予定をそれぞれのメディアに記入してもらいました。 その1時間後、「レポートの締め切りが早い課題は何?」といった質問を
デジタル教科書で日本人はバカになる?脳科学が証明、タブレット&キーボードで「分かった気になる」子どもが増える
言語脳科学者・酒井邦嘉氏に聞く(1)