韓国映画『ケナは韓国が嫌いで』が、3月7日から日本で公開されます。 原作は2015年に出版され、ベストセラーとなったチャン・ガンミョンの小説『韓国が嫌いで』。日本では2020年に翻訳・出版されています。 2015年当時、SNSを中心に「ヘル朝鮮」という言葉が若者の間で流行しました。いくら働いても生きづらく、将来のビジョンを見通せない韓国の若者の閉塞感を表した言葉です。本作はまさに「ヘル朝鮮」という流行語が示す韓国の閉塞感をよく表現した映画です。 韓国でも話題となった本作の見どころを紹介してみます。 主人公は28歳の会社員女性、ケナ(コ・アソン)。ケナが韓国からニュージーランドに向かう場面から物
なぜ「韓国では生きていけない」のか? 映画『ケナは韓国が嫌いで』が描いた「ヘル朝鮮」のリアル
厳しい競争と激務、先が見えない毎日に疲れ果てる韓国の若者
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