新NISA開始から1年が過ぎたが、なお投資に対する関心の高さは続いているようだ。背景には老後の備えや止まらない物価高への不安もあるのだろう。「貯蓄から投資へ」という掛け声は、資産所得倍増という政策目的の有無にかかわらず、これまでも発せられ続けてきた。 しかし、振り返るとその成果が認められたためしはない。 特に1940年代末の証券民主化運動の際には、株式投資に関する啓蒙活動にもかかわらず、逆に株式投資に伴う危険性を広く認識させる結果になってしまった。政府や金融界が推進する資産運用立国を成功させるためには、このような過去の失敗の事例に学ぶ必要があるだろう。そこで今回は、昭和の証券民主化がなぜ失敗し
新NISAに迫る日銀のETF出口戦略、「貯蓄から投資」に失敗した昭和の証券民主化に学ぶべき教訓とは
政策的な誘導効果は一時的、本質的な変化が伴わなければ「元の木阿弥」に
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