トランプ大統領の関税攻勢が止まらない。 トランプ氏は2月13日、貿易相手国が高い関税を課している場合、その国からの輸入品に対する関税を同じ水準に引き上げる「相互関税」の導入を検討するよう、商務長官や米通商代表に対して指示する文書に署名した。 トランプ氏は翌14日にも「輸入自動車への関税を4月2日頃に公表する」と述べた。 さらに、半導体や医薬品への追加関税の発動も視野に入れている。 トランプ氏の関税政策は貿易相手国にとって脅威であり、世界的な貿易戦争に発展するリスクをはらんでいるが、米国経済への悪影響も見逃せない。 すでに「一人勝ち」を続けてきた米国経済に変調の兆しが見えている。 1月の消費
トランプ関税が金融危機の引き金に?米国のインフレが加速→長期金利上昇で不動産・企業向け高リスク融資が危ない
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