令和6年(2024)は、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が54本塁打、59盗塁と前人未踏の「50―50」を達成し、世間の耳目を集めた。しかし大相撲界もプロ野球界同様に熱い1年だった。 春場所では新入幕の尊富士が優勝。新入幕Vは実に110年ぶりの快挙だった。翌夏場所で大の里が初土俵から所要7場所という史上最速で初賜杯を抱き、その勢いのまま秋場所後には、史上最速となる所要9場所で大関昇進を決めた。 尊富士、大の里ともにまだ大銀杏が結えず、チョンマゲでの偉業達成だったが、長い相撲の歴史で初めてのことだった。 フレッシュな逸材の台頭もあり、どの場所もチケットは完売。年6場所90日間、すべて「札止め」
55年ぶりのW綱取りなるか、稀勢の里以来の日本生まれ横綱誕生にも期待【令和7年の相撲界を占う】
10月にはロンドン公演も、12年ぶりの海外興行に華を添えられるか
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