[ロンドン発]ウラジーミル・プーチン露大統領は12月19日、4時間に及ぶ毎年恒例の記者会見を開いた。そこでは、ウクライナ戦争によるインフレ高進、盟友シリアのアサド政権崩壊、核・化学・生物防護部隊の司令官らの暗殺についての自らの責任には頬かむりし、北朝鮮兵士の参戦には口をつぐむばかりだった。 プーチンは記者会見で「ロシア軍は毎日前線全体で前進している。100、200、300メートル単位ではなく、平方キロメートル単位で領土を取り戻している」と強がった。しかし、ロシア西部クルスク州とウクライナにおけるロシア軍の進軍速度は落ちている。 米シンクタンク「戦争研究所」(ISW)の評価(19日)ではロシア軍は
「北朝鮮兵の投入」をひた隠すロシア、プーチンは記者会見で触れず、前線では戦死した北朝鮮兵士の顔を焼き痕跡隠滅
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