10月の衆院選で議席数を選挙前の7議席から28議席へと4倍に増やした国民民主党は、「手取りを増やす」「若者をつぶすな」をスローガンとして選挙を戦ってきました。選挙後は自党の政策を実現させるため、自公政権との協議に入っています。その柱が「手取りを増やす」に通じるとする「103万円の壁」の見直しです。 国民民主党の玉木雄一郎代表は11月3日、フジテレビの番組に出演し、「103万円の壁」の見直しについて、「恒久的な措置としてぜひやっていきたい。年末の税制改正の中にぜひ入れてもらいたい」と述べ、年収が103万円を超えると所得税が課税される「103万円の壁」を見直し、所得税の基礎控除などの金額を引き上げ