靴下が大切なのは、陸上自衛隊の、しかも歩兵(普通科)という職種の自衛官です。 日本が他国から侵攻を受けるようなことになった場合、最初に防衛の最前線に立つのは海上自衛隊や航空自衛隊です。 海や空で防衛しきれずに、上陸される事態となった場合は陸上での戦闘になります。ここで陸上自衛隊に求められるのは、どれだけ持ちこたえられるのかという継戦能力です。自衛隊の中で、陸上自衛隊が最後まで粘り強くあるべき存在なのです。 長い闘いの中で、何十キロもの行軍を強いられるかもわからない陸上自衛隊の歩兵の靴下が、すぐに破れてしまうような代物だったら、どうなるか。その歩兵の足には靴擦れができます。衛生環境の悪い戦場では
なぜ自衛官の靴下が重要なのか?『軍産複合体 自衛隊と防衛産業のリアル』の桜林美佐が語る防衛産業再生の重要性
【著者が語る】安全保障に不可欠な防衛関連企業の競争力向上
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