10月14日に開催された出雲駅伝。前日の記者会見で関東の有力7校の指揮官たちが登壇して、大会の意気込みを語った。戦略上すべてが本音とは限らないが、実際のレースはどうなったのか。その“答え合わせ”をしてみたい。 今大会のV候補だった青学大。原晋監督は、「盛り上がっている野球界に負けないように作戦名は『かっとばせ大作戦!』です。距離が短い出雲は前半の遅れが致命的になるので、チーム内5000m最速ランナーの鶴川を1区に置いてかっとばしていきたい。3区黒田で先頭に躍り出て、独走態勢を築ければ理想な展開だと思います」と語っていた。 狙い通りに1区鶴川正也(4年)が区間賞で飛び出すも、2区野村昭夢(4年)