(前稿から)「戦国の城の写真あるある」のうち、もっとも多くの人を悩ませているのは、前稿に挙げた四つのうちの③、「どこを写したカットなのかわからなくなってしまう」ではなかろうか。 なぜ、そうなってしまうのかというと、被写体となる土塁や空堀が、どれも同じような形をしているからだ。曲輪に至ってはただの地面、切岸はほとんど崖にしか写らない。 ではどうするかというと、②の解決策を応用すればよい。たいがいの城には、要所要所に何かしら看板や標柱が立っている。そこで、主郭へ行ったらまず、「主郭・本丸」の表示を入れたカットを撮り、それから周囲の土塁や空堀、虎口を撮る。 次に二ノ曲輪に行ったら、まず標柱を…、という
続・戦国の城の撮影で、ありがちな失敗を回避するには…「どこを写したかわからない」「映えない」問題を解決する
戦国の城の写真でありがちな失敗を回避する(後編)
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供