今回の総裁選では第1回投票で過半数を得た候補がなく、国会議員票と党員票の合計が181票の高市氏と154票の石破氏が決選投票に進みました。ところが決戦投票では石破氏が逆転。215票対194票で石破氏が当選したのです。 いったい、何が起きたのでしょう。 注目すべきは国会議員票です。第1回投票では高市氏が72票、石破氏が46票で差が開いていました。これが決戦投票になると石破氏が189票に跳ね上がり、高市氏の173票を上回りました。第1回投票と決戦投票を比べると、高市氏が101票増やしたのに対し、石破氏は143票を積み上げて高市氏を追い越したのです。 つまり、第1回投票で敗退した候補に投票した国会議員
【石破新総裁】結局、派閥政治は断ち切れない?「無派閥」でも総裁選勝利は解消したはずの派閥のおかげ
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