日本では野球は「アマチュアスポーツ」として発展してきた。プロ野球リーグができるのは、野球伝来から64年も経った1936年のことだった。 しかしアメリカでは、野球は草創期から「プロスポーツ」として発展した。カレッジ、ハイスクールでの野球は、プロより後にできた。 1908年の「リーチオールアメリカン」、1913年の「ジャイアンツ、ホワイトソックス」、1920年の「オール・アメリカン・ナショナル」など。日本野球は「日米野球」でアメリカから選抜チームがやってくるたびに「進化」してきたと言ってよい。こうしたチームは、すべて「プロ野球チーム」だった。選手の多くはマイナーリーガーだったが、彼らはプレーをする
正力松太郎の野望で生まれたプロ野球を国民的娯楽に変えた天覧試合、実現の契機となった昭和天皇の「ひと言」
【連載】広尾晃の野球ビジネスモデル考察(第2回)
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