クラフトビールは、「ラガー」と「エール」の2種類に分かれます。いずれも麦芽を主原料としている点は変わりませんが、酵母が違うのが大きな特徴。ドイツ地方発祥の「ラガー」はアルコール度数が高め。濃厚でコクがあり、苦みとキレのある味わいです。 一方の「エール」は、イギリスで発展したビール。酸味が印象的で柔らかな口当たりと、フルーティーで豊かな香りがあります。 ちなみに、クラフトビールでよく見かける「IPA(アイピーエー)」という文字は、インディア・ペールエールの略。 インドがイギリスの植民地だったころ、インドにいるイギリス人に送るためのビールとして作られたのがはじまり。輸送中に傷まないように、という理